わたしは 手を使う=頭を使う、だと考えています。

手をかざせば水が出てくる、

セットした時刻がくれば掃除機が部屋を廻り、

「Ok Google、エアコンをつけて」で涼しくなるのがもう普通になってきています。

身体の不自由な方や忙しい大人にはいい場合もあるでしょうが、

逆から見ると便利過ぎる生活が手指を使ったり、生活の中で考えたりする機会を奪っているとも言えるように思います。

何もかも自分で作らないと手に入らなかった時代から、あまりにも便利になってしまった今の時代を進歩という言葉だけでとらえるのは危険です。時には進歩の裏に隠れた人間の機能の退化に目を向けることも必要だと思います。

特に子供たちには日常生活の中で手を使う機会を意識して作ってあげたいと思います。